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建物探訪 in 香川

早くも9月へ突入!!

秋が遠くに感じる暑さが続いておりますが、いかがお過ごしですか?

先日少し話題になった、スーパーブルームーンを自宅から眺めて想いを寄せてました

ロマンチスト市村です・・・

 

さて今回は、皆さまの大好きな?!『建物探訪』のお時間です。

 

この独特のフォルムをした建物、なんだかわかりますか??

いろんな声が聞こえてきましたが、正解は・・・体育館でした!

現在は老朽化のため閉館されている『旧香川県立体育館』でございます。

 

今回この建物を取り上げたのは、少し前のニュース記事で

保存署名の声も上がるなか、解体されることが決定したということがわかったからです。

 

妻の実家が香川ということもあり、存在自体は知っていたのですが

解体される前に一度は実際に見ておきたいということで眺めてまいりました♪

 

なぜ、公共の建物の解体でここまで話題にあがるのかといいますと

設計したのが日本を代表する建築家『丹下健三』さんであり

2021年に国の重要文化財に指定され、戦後建築の金字塔として名高い『国立代々木体育館』の

原型作とされ、「つり屋根構造」という特殊な構造で建築された建築物だからなのです。

国指定文化財等データベース (bunka.go.jp)

それ故に、建築家やファンの方々から保存を求める声も多かったんですね。

 

実際に見た感想を言いますと、シンプルさが際立つ塊感と造形の美しさに驚きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正面から見上げると、なんだかワッフルぽい笑

横から眺めると、ジブリ作品に出てきそうな要塞のようにも見えますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『船の体育館』の愛称通り、唯一無二の存在感ですね。

直線と派手さのない曲線のシンプルな構成がモダニズムを感じさせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残念ながら中に入ることはできないですが、内部も見たかったなぁ…

形あるものいつかは朽ちるのですが、個人的にもなんとか保存の方法はなかったのか、

あっさり解体とは、なんだかもったいないなぁと思いました。

時代の流れとともに、必要とされるものや、考え方も変わると思いますが

良きものや良き考え方は、しっかり引き継いでいけたらなぁと感じる、今日この頃でした。

 

ちょっと堅苦しくなりましたが…

なんとなく大量生産品が多くなり、どうしても安値の価格競争が蔓延している状態が

住宅だけでなくいろんな業界でも起きていると思いますが、もう少し心が豊かになれる

ような『モノ』や『サービス』をみんなが提供できるようになれば良いですね。

 

少なくとも、イニハンスはありきたりな住宅をつくるのではなく

注文住宅『らしさ』にこだわった建物を提供できるように、ワクワクするようなプランを日々考えてまいります♪

自分らしい、オンリーワン住宅を建てるなら、ぜひイニハンスにご相談ください♪

住宅用の土地探しもお任せください

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