父として、営業として、息子の家をプランニングした話
みなさん、いつもありがとうございます。
イニハンスの営業 瀧野です。
私は現在、イニハンスで営業として働らかせていただいてます。ありがたいことに、これまで数多くのお客様の家づくりに携わってきましたが、今回ご紹介するのは、私にとって人生で最も特別な「一棟」のお話です。
それは――
息子の家を、自分がプランニングすることになったという、まさに“父としての集大成”ともいえるプロジェクトでした。
■息子との約束「家を建てるときは、父さんに相談する」
息子は現在30歳。数年前に結婚し、今では4歳の男の子と3歳の女の子、二人の子どもに恵まれた四人家族です。
そんな彼がある日、「そろそろ家を購入しようかと考えている」と打ち明けてくれました。
そして照れくさそうに一言。
「家を建てるときは、父さんにお願いしたいと思ってるねん」
「プランニングしてくれるって言ったやん」
私は営業という立場で、多くのご家族の夢を叶えてきましたが、この時ほど胸が熱くなったことはありませんでした。めっちゃうれしかったです!ただ、お金のことなど色々心配もありました。
だからこそ、一営業として、そして一人の父として、全力で息子家族の理想の暮らしを形にするお手伝いをしようと決意しました。
■暮らしに寄り添う「ヒアリング」がすべてのはじまり
まず取りかかったのは、徹底したヒアリング。
一緒に暮らす奥さん、まだまだ手のかかる二人の子どもたち。休日の過ごし方、家事の分担、趣味やこれからの夢……。
営業としての経験から、「良い家は“暮らし方”を軸に考えるべきだ」と私は常々思っています。
今回はそれが、まさに家族の一員である自分自身の息子たちとの対話から始まるという、なんとも感慨深いプロセスでした。
■スニーカー、キャンプ道具…全てを迎え入れる“贅沢玄関”
最初に大きくこだわったのが、玄関まわりのプランニングです。
息子の趣味はスニーカー収集。以前からたくさんのスニーカーを大切に保管しており、「見せる収納」にしたいという希望がありました。
そこで、玄関横には広めのシューズクロークを配置。照明やクロス、棚の配置にも工夫を凝らし、まるでショップのような“推し活スペース”に仕上げました。
さらに、子どもたちの外遊びグッズ、キャンプギアもゆったり置けるよう、アウトドア収納としての機能も加えています。
雨の日でも濡れたものを玄関に入れずに済むよう、土間空間を広めに取り、まるで“セカンド玄関”のような設計にしています。
■家事ラクと育児ラクを叶える“動線”と“収納力”
奥さんの要望で特に注目したのが、生活動線と収納計画でした。
キッチン〜パントリー〜ランドリールーム〜がつながる、いわゆる**“家事楽動線”**を採用することで、家事効率はグッとアップ。
買い物から帰ってきてすぐに収納できるストレスフリーな動線は、共働き夫婦にとって何よりの味方になります。
また、子どもたちがどんどんモノを増やしていく時期でもあるため、造作収納やウォークインクローゼットを適所に設け、空間を無駄なく使えるようにしました。
「使いたい場所に、使いやすい収納がある」――そんな住まいは、自然と片づけ習慣も育まれていきます。
■ どこにいても家族を感じる「リビングのスタディコーナー」
スタディコーナーは、リビングの一角に設置しました。
お仕事や勉強、ちょっとしたデスクワークをする際に、他の家族と一緒に過ごしながらも、集中できる環境を作りたかったからです。
リビング全体が開放的で、家族全員がリラックスできる空間になっているため、個別の作業スペースでありながらも「孤立感」を感じることなく、家族の気配を感じながら仕事や勉強に集中できます。
また、スタディコーナーに向かう動線は非常にシンプルで、リビングから直結。
これにより、お料理をしながらでも、子どもたちの勉強を見守ることができ、忙しい毎日の中でも自然に家族がつながる感覚を大切にしています。
■ 子どもたちの遊び場としても活用できる「ヌックスペース」
子どもたちが成長していく過程で、どんどん遊ぶ道具やおもちゃが増えていきます。
そんな中、今回の家づくりで特にこだわったのが、**「階段下のヌックスペース」**です。
このスペースは、文字通り階段下のデッドスペースを有効活用した、子どもたちの遊び場兼収納スペースです。
「ヌックスペース」とは、もともと広い意味では、家の中でちょっとした隠れ家や小さな個室のように使える場所を指します。最近では、狭くても居心地の良い空間として注目されており、特に子どもたちの“隠れ家”や遊び場として人気です。
■家族みんなの“居場所”を大切に
家づくりを通じて最も大切にしているのは、家族それぞれが心地よく過ごせる空間を作り上げることです。
息子や奥さん、そして孫たちと共に、家の中でさまざまな“居場所”を作ることで、どこにいても安心してリラックスできる家を目指しました。
階段下のヌックスペースもその一部として、子どもたちが「自分のスペース」を持ちながら、家族の温かさを感じることができる場所として活用されています。
家づくりには“思い出を作る”という側面も大きく、息子たちの成長と共に、この空間でのエピソードが増えていくことを楽しみにしています。
■家族のこれからを見据えて
今回の家づくりで常に意識したのは、「今だけでなく、10年後、20年後も快適に暮らせる家」です。
子供たちが成長し、思春期を迎え、それぞれの個室が必要になる日。
夫婦二人になった時の生活スタイルの変化。
ライフステージが移り変わっても、この家が家族の心の拠り所であり続けてほしい――そう願って、設計に臨みました。
■最後に:プロとして、父としての家づくり
これまでたくさんの家づくりをお手伝いしてきましたが、今回ほど「家づくりは、家族づくり」だと強く実感したことはありません。
どんなに時代が変わっても、「誰と、どこで、どう暮らすか」は変わらない家づくりの本質だと思います。
そしてこれからも、ひとりでも多くのお客様に「建ててよかった」と言っていただけるよう、今回の経験を糧に、丁寧な家づくりを続けていきたいと思います。
また、今回社長を始め、会社スタッフには大変お世話になりました、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。改めてイニハンスで働けててよかったです。
携わっていただいた協力業者の皆さんも本当にありがとうございました。
👉今後も、家づくりのヒントやリアルな施工事例を発信していきます。
よろしければ、ぜひ次回のブログもご覧ください。
土地探しの基本的ステップ
- 希望条件を整理する
エリア・予算・面積・用途・間取りなど「何を優先するか」明確にしましょう。予算内で決断できるよう、100点ではなく60点基準での判断が肝心です - 方法を複数活用する
- インターネット(SUUMO、HOME’Sなど)で基本情報を収集
- ハウスメーカー/工務店へ依頼:注文住宅とセットの情報が得られ、建物との予算バランスも把握しやすくなります
- 自分の足で現地調査:周辺環境や人の流れ、騒音・匂いなどはネットでは分からないため、時間帯も変えて足を運びましょう
土地選びのチェックポイント
- 周辺環境の確認
騒音、近隣の施設(スーパー、病院、学校など)、交通環境を複数パターンで調べておく! - 地盤・災害リスク
ハザードマップで洪水・液状化のリスクを確認。かつて湖沼だった土地は地盤改良費が必要になる可能性もあるので注意! - 法規制・インフラ
用途地域、市街化調整区域かどうか、上下水道・ガス・電気といったライフライン整備の有無を地元の役所や不動産業者に確認! - 土地形状の理解
角地は開放感と防犯面に優れるが価格が高め。中地は手ごろだが工夫が必要。不整形地は価格が安くなるが建築コストが増す可能性も - 高低差・造成工事の有無
高低差がある場合、造成・擁壁・地盤改良工事が必要になる可能性があります!
瀧野からの特別アドバイス
- 地域密着のパートナーを選ぶことが重要:地元ネットワークと最新情報を持つ業者に任せれば、非公開物件も探しやすくなります!
- 中古物件を購入して更地にする選択肢:古家付きより安くなる場合があり、土地探しの幅が広がります!
- 「即決力」が土地取得の鍵:良い土地に出会ったら即判断できるよう、事前の準備と優先順位の整理を忘れずに!
お客様の要望に応じて土地探しを代行するプロに依頼するのがもっとも効率的です。現地調査や役所調査も含め、自分自身では気付きにくい点まで見てくれます。
土地探しは「準備」と「スピード」が鍵です。プロと組むことで、安心して納得できる土地に出会える確率はグッと高くなります。ぜひ参考にして、一緒にベストな土地を見つけましょう!