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【2026年最新】長期優良住宅の条件とは?認定基準・メリット・注意点

2026年の制度を確認情報確認日:新築一戸建てを中心に解説

INIHANS JOURNAL / 住まいの性能を知る

長期優良住宅の条件と、認定前に確認したいこと

長期優良住宅を検討するとき、気になるのは「どんな条件が必要か」「費用はどのくらい変わるか」ではないでしょうか。

この記事では、新築一戸建ての認定基準、税制・補助金の条件、入居後に必要な点検を、図や表とともに解説します。

木目の玄関がある2階建て住宅と、家に向かって歩く家族のイラスト
家族の暮らしから、住まいの性能を考える。

長期優良住宅の条件は、建物の性能に加え、面積・立地・維持保全の計画を整え、行政庁の認定を受けること。高性能な住宅を建てるだけで、自動的に認定されるわけではありません。

断熱等性能等級5 以上窓・壁などの断熱
一次エネルギー消費量等級6 以上冷暖房・給湯などの省エネ
維持保全計画の期間30 年以上建てた後の手入れも計画

この3つだけで認定されるものではありません。耐震性や面積など、ほかの基準も合わせて確認します。

長期優良住宅とは?

長期優良住宅は、長く良好な状態で使うための性能と計画を、所管行政庁が認定する制度です。建てたときの性能だけでなく、将来の点検や補修まで見据えています。

認定制度と、税制優遇・補助金は、それぞれ条件が異なります。同じ住宅で利用する場合も、個別に確認が必要です。

住宅の性能と計画を見る

認定制度

耐久性・耐震性・省エネ性、面積、立地、維持保全などを確認。子育て世帯以外も申請できます。

入居・所得・税の条件を見る

税制優遇

住宅ローン控除や固定資産税など。入居年や所得、床面積、手続きの条件を確認します。

世帯・工事・受付条件を見る

補助金

対象世帯、登録事業者、着工時期、予算、申請期限などを満たす必要があります。

「認定されたら、すべて使える」とは限りません

認定通知書があっても、減税や補助金の条件を満たさない場合があります。利用したい制度を、設計段階から個別に確認しましょう。

長期優良住宅の条件・認定基準

新築一戸建てで見る主な項目を、8つに整理しました。さらに、建築と維持保全を確実に行うための資金計画も確認します。

劣化対策

等級3+構造別の措置

構造を長く使い、傷みを確認しやすく。

耐震性

等級2・3などのルート

構造と評価方法に応じて確認します。

省エネルギー性

断熱5以上・一次エネ6以上

窓・壁などの断熱と設備を評価。

維持管理

専用配管の等級3

配管を点検・清掃・補修しやすく。

住戸面積

原則75㎡以上

少なくとも1つの階は階段を除き40㎡以上。

居住環境

地域のルールに配慮

地区計画・景観・建築協定など。

災害への配慮

所管行政庁の基準に適合

土地の災害リスクと対策を確認。

維持保全計画

30年以上の計画

原則10年以内の間隔で点検。

一戸建ての代表的な基準の概要です。構造・評価方法による適合ルートや、共同住宅・併用住宅の扱いは異なります。

木造2階建て住宅の断面に、窓・断熱、柱と梁、床下点検口、床下配管を示した模式図
断熱・構造・点検口・配管の位置を示す模式図。
  • 1
    窓・壁・屋根の断熱熱の出入りや日射の影響を考え、住まいの外側を整えます。
  • 2
    建物を支える構造地震への備えと、構造を長く使うための措置を確認します。
  • 3
    点検できるつくり床下・小屋裏などを確認できるよう、点検口等を計画します。
  • 4
    手入れしやすい配管設備の点検・清掃・補修をしやすい納まりにします。

断面図は理解のための模式図です。実際の構造・納まり・寸法を示す設計図ではありません。

認定基準の数値・条件を一覧表で確認する

表は横にスクロールできます。

新築一戸建ての主な基準と補足
項目主な基準補足
劣化対策劣化対策等級3+構造別の措置木造では床下の有効高さ、床下・小屋裏の点検口なども確認。
耐震性代表的には耐震等級〈倒壊等防止〉2または3。免震等のルートもあります。等級2を壁量計算で確認する場合は、2025年4月以降の壁量基準への適合が条件。
維持管理専用配管の維持管理対策等級3点検・清掃・補修のしやすさを確認。
省エネ断熱等性能等級5以上+一次エネルギー消費量等級6以上断熱と、設備等のエネルギー性能は別の指標。
住戸面積原則75㎡以上、少なくとも1つの階は階段部分を除いて40㎡以上所管行政庁が別に面積を定める場合は、その要件によります。
居住環境・災害配慮所管行政庁の基準に適合区域によって認定できない場合や、必要な対策があります。
維持保全30年以上の計画、原則10年以内の点検間隔など構造、雨水の浸入を防ぐ部分、給排水設備などが対象。
資金計画建築と維持保全を確実に行うための計画建築費と将来の点検・修繕費を見据えます。

共同住宅等には、共用配管や可変性、共用部分のバリアフリー性など、戸建てとは異なる基準があります。

断熱等級と一次エネ等級は、両方の確認が必要

建物の外側を見る断熱等級 5以上

窓・壁・屋根などを通る熱の出入りや、夏の日射熱の入り方を評価します。

使うエネルギーを見る一次エネ等級 6以上

冷暖房・換気・照明・給湯などを、基準と比べてどれだけ省エネにできるかを評価します。

一次エネルギー消費量等級6の水準を、100と80で見る

再生可能エネルギーを除く、計算上の消費量のイメージ

基準となる消費量100
等級6の基準に適合する水準80以下
基準から20%以上削減する水準
家電・調理等は評価対象外です。数値は計算上の性能であり、実際の光熱費が20%下がるという意味ではありません。断熱等級とエネルギー等級も、数字の大小を直接比較できません。

断熱性能はUA値〈熱の逃げやすさ〉やηAC値〈冷房期の日射熱の入りやすさ〉などで評価します。東大阪市は省エネ基準の6地域ですが、等級の数値基準は地域によって異なります。

大きな窓から光が入り、木の床とグリーンのソファがあるリビングのイラスト
断熱・日射・換気・冷暖房を合わせて計画することが大切です。

耐震等級3以外の認定ルートもある

長期優良住宅の耐震性には複数の評価ルートがあります。等級2・3や免震等の条件を、構造・評価方法に応じて確認します。特に壁量計算による等級2は、2025年4月からの壁量基準への適合が必要です。

耐震等級は震度とは異なる指標です。等級だけでなく、どの方法で性能を確認するのかも設計段階で相談しましょう。

延べ面積に加え、各階の広さも確認する

面積は「延べ75㎡以上」だけで判断しません。少なくとも1つの階で、階段を除く床面積40㎡以上も必要です。

例A:2階建て・延べ90㎡

階段を除いた各階の面積

1階42㎡
2階38㎡
1階が40㎡以上 → この面積条件を満たす

例B:3階建て・延べ90㎡

階段を除いた各階の面積

1階27㎡
2階27㎡
3階27㎡
すべて40㎡未満 → この面積条件を満たさない
原則の面積基準を説明する架空の数値例です。延べ面積と階段除外後の面積は算定範囲が異なるため、表示数値の合計は一致しません。例Aも、ほかの認定条件を満たす必要があります。

土地探しの段階で、認定の可否も確認

建物の性能が高くても、土地の区域や災害への配慮の基準によって認定できない場合があります。東大阪市や周辺市の所管行政庁の条件を、購入前から確認しておくと安心です。

長期優良住宅のメリットと税制優遇

室内環境と省エネを考える

断熱と設備の性能を組み合わせ、エネルギー消費に配慮した住まいを計画できます。日射・換気・冷暖房の設計も大切です。

点検や手入れを続けやすくする

配管の点検のしやすさや維持保全計画を、建築時から整理。将来の修繕を考える土台になります。

条件に応じて税の特例を使える

住宅ローン控除や固定資産税などに優遇があります。所得・入居時期・床面積等の確認と手続きが必要です。

融資・補助制度も比較できる

フラット35 S・維持保全型等の金利引下げや、補助事業の対象となり得ます。別途、審査・申込時期・予算等の条件があります。

認定によって、光熱費・修繕費・将来の売却価格が保証されるものではありません。地震保険にも性能に応じた割引がありますが、所定の確認資料などが必要です。

住宅ローン控除の限度額と適用条件

2026年入居の新築認定長期優良住宅は、控除対象となる借入限度額が原則4,500万円、一定の子育て世帯等は5,000万円。控除率は0.7%、期間は13年間です。この借入限度額は、控除の計算に使う上限です。金融機関から借りられる金額や、受け取れる給付金の額を示すものではありません。

住宅ローン控除の主な適用条件を確認する
  • 原則、合計所得金額2,000万円以下、返済期間10年以上。
  • 取得等から6か月以内に入居し、適用年の年末まで住むことなど。
  • 登記上の床面積40㎡以上。ただし所得1,000万円超の方や、上乗せ措置を利用する方は50㎡以上など。
  • 上乗せ対象は、入居年末に19歳未満の扶養親族がいる方、または夫婦のいずれかが40歳未満の方など。

実際の控除額は年末残高・取得対価・納税額等で変わります。住宅取得の補助金は取得対価から差し引く取扱いがあります。補助金の世帯定義と、住宅ローン控除の世帯定義も異なります。

固定資産税は、減額される期間が延びる

一般的な戸建ての家屋に対する、2分の1減額期間

認定長期優良住宅では、通常3年度分から5年度分へ延長

一般住宅の特例1年度2年度3年度——
認定長期優良住宅1年度2年度3年度4年度5年度
居住部分120㎡相当分までの家屋の固定資産税が対象です。土地や都市計画税まで半額になる制度ではありません。3階建て以上の中高層耐火住宅等は別の期間になります。
固定資産税・登録免許税・不動産取得税の条件を見る

自己居住用の新築一戸建てを中心とした概要です。表は横にスクロールできます。

主な税の特例と適用条件
税目特例主な条件・期限
固定資産税通常の戸建ては対象家屋の税額を5年度分、2分の1に。中高層耐火住宅等は7年度分。2031年3月31日までの新築。2026年4月以降の自己居住用住宅は居住部分40〜240㎡など。申告が必要です。
登録免許税保存登記0.1%、戸建ての移転登記0.2%。2027年3月31日までの新築、登記上50㎡以上、自己居住用、新築・取得から1年以内の登記等。住宅用家屋証明書を添付。
不動産取得税家屋の課税標準から最大1,300万円控除。2031年3月31日までの新築等。大阪府の2026年4月以降の取得は床面積40〜240㎡等。申告等が必要です。

床面積の算定方法や適用時期は税ごとに確認します。住宅ローン控除とは別に投資型減税もありますが、併用はできません。個別の適用は税務署・自治体等へ確認してください。

2026年の補助金と申請条件

みらいエコ住宅2026事業の長期優良住宅区分では、子育て世帯または若者夫婦世帯などの要件があります。東大阪市〈6地域〉での基本補助額は75万円/戸です。

基本補助額75万円5〜8地域の場合
+
古家除却の加算20万円加算条件を満たす場合
=
条件を満たした合計95万円1戸あたり

注文住宅のZEH水準住宅は、申請期限を経過

2026年10月25日時点では、ZEH水準住宅の注文住宅は9月30日の交付申請期限を経過しています。長期優良住宅・GX志向型住宅も、予算上限に達すると受付終了。利用できることを前提に資金計画を確定しないよう注意しましょう。

住宅区分別の基本補助額を比較

5〜8地域・注文住宅の新築/古家除却の加算前/金額の比較です

GX志向型住宅110万円

全世帯対象。高い省エネ性能やHEMS等の別条件があります。

長期優良住宅75万円

子育て・若者夫婦世帯が対象。長期優良住宅の認定等が必要です。

ZEH水準住宅注文住宅は申請期限終了35万円

子育て・若者夫婦世帯が対象。過去の受付区分として比較しています。

棒の長さは補助額に比例し、住宅性能の総合的な優劣を示しません。1〜4地域はGX125万円、長期優良80万円、ZEH水準40万円。長期優良・ZEH水準は、条件に合う古家除却で20万円加算となります。
GX・長期優良・ZEH水準の性能条件を比べる

下記は本補助事業の区分です。横にスクロールできます。

新築一戸建ての主な交付要件
区分断熱等級再エネを除く削減率そのほか
GX志向型6以上35%以上〈一次エネ等級8〉再エネを含む削減率は一般地域100%以上、寒冷地・低日射地域75%以上、多雪地域・都市部狭小地等は要件なし。高度なHEMS等が必要。
長期優良5以上一次エネ等級6以上長期優良住宅の認定が必要。
ZEH水準5以上20%以上〈一次エネ等級6〉長期優良住宅の認定とは別の区分。

「都市部狭小地等」は事業が定める敷地面積・用途地域等の条件で判定します。小さい敷地なら一律に該当するわけではありません。

補助対象となる世帯・住宅の条件

  • 子育て世帯は、申請時に子を有し、その子が原則2025年4月1日時点で18歳未満。若者夫婦世帯は、申請時に夫婦で、いずれかが同日時点で39歳以下。
  • 2026年3月末までに工事着手した場合は、年齢判定日を2024年4月1日とする取扱いがあります。
  • 登録事業者との契約、建築主の自己居住、床面積50〜240㎡、立地等の除外要件に該当しないことなどが必要。
  • 2025年11月28日以降の基礎工事着手が対象。交付申請は基礎工事完了後に、事業者が行います。

建築事業者の担い手確保に向けた表明、GX区分の協力表明等も必要です。除却加算は、建築主または親族が所有する住宅の解体を発注し、対象期間内に終える等の条件があります。

長期優良住宅・GX志向型住宅の主な期限

2026年/交付申請の予約11月16日遅くともこの日まで
2026年/交付申請12月31日遅くともこの日まで
2027年/出来高の完了・報告1月31日一定以上の出来高が必要
2027年/戸建て完了報告7月31日交付決定後に報告

予約・交付申請は予算上限により前倒し終了します。予約には有効期限があります。一定以上の出来高は、基礎工事着手以降の工事が補助額以上となること等を指します。交付申請時点で未達の場合は、期限内の報告が必要です。

2026年4月28日発表のGX機器要件変更について

4月28日発表〈6月1日追記〉では、建築確認申請書の提出日が2026年7月1日以降のGX志向型住宅について、IP通信を用いる対象HEMSコントローラや、再エネ・システムのIP通信機能を持つ構成機器にJC-STAR★1以上を必須としています。建築確認申請が不要な住宅は建築工事届の提出日で判定します。

本補助事業のGX区分に関する交付要件であり、長期優良住宅全般の認定条件に追加されたものではありません。

認定申請の流れと費用の注意点

認定を希望する場合は、間取りや仕様を決める段階で住宅会社へ伝えましょう。一般的な申請準備の流れは、次のとおりです。

  1. STEP 01設計・維持保全を計画

    認定基準に合わせて構造・断熱・配管等を設計し、将来の点検・資金計画を整えます。

  2. STEP 02技術的な確認を受ける

    一般的には登録住宅性能評価機関で確認を受け、確認書等を用意します。

  3. STEP 03着工前に行政庁へ申請

    必要な図書を添えて、着工前に申請します。認定後は、認定計画に沿って建築・維持保全を行います。

建築確認と補助金の交付申請は、それぞれ別の手続きです。確認・認定の所要期間や着工の取扱いは、住宅会社と所管行政庁に確認してください。

認定取得にかかる4つの費用

01行政の
認定申請手数料
02評価機関の
確認・審査費用
03図面・計算書等の
作成・申請業務
04必要に応じた
仕様変更の工事費

長期優良住宅のデメリットとして、申請費用や仕様変更による追加費用、認定後の点検・記録の手間が挙げられます。必要な費用は、もとの仕様や間取り、構造によって変わります。見積もりでは仕様と費用の内訳をそろえ、将来の点検・修繕費も含めて比較しましょう。

契約前に確認したい3つのこと

契約前に、次の3点を住宅会社へ確認しておきましょう。

認定の可否
今の間取り・仕様で、認定を取得できるか。
追加費用
申請や仕様変更に、どのくらいの費用がかかるか。
点検の依頼先・費用
入居後の点検は誰に依頼し、費用はどのくらいかかるか。

入居後に必要な維持保全と記録

認定時に提出する維持保全計画は、入居後に実行するための計画です。構造、雨水の浸入を防ぐ部分、給排水設備などを、認定された内容に沿って点検します。

住宅模型と記録ファイルを机に置き、住まいの記録を確認する人のイラスト
点検・修繕の記録を残し、住まいの手入れに活かします。
30年以上

維持保全の計画期間
原則として10年以内の間隔で点検を計画します。

  1. 点検する
  2. 必要な補修をする
  3. 記録を残す
  4. 計画を見直す

「10年以内」は、10年に一度だけ点検すればよいという意味ではありません。部材・設備や認定された計画に応じて点検し、地震・台風時の臨時点検、必要な調査・修繕・改良も行います。

保管する書類と、改修・相続・売却時の手続き
  • 認定通知書、申請図書、維持保全計画。
  • 点検日・点検内容・結果、修繕や交換等の記録。
  • 計画変更・認定上の地位の承継に関する書類。

増改築等では変更認定が必要になる場合があります。相続・売却時には承継の手続きも確認します。適切な維持保全がされず、改善命令に従わない場合などは、認定取消しの対象となり得ます。

長期優良住宅のよくある質問

耐震等級3は、必須ですか?

すべての住宅で必須ではありません。等級2・3や免震等の評価ルートがあります。壁量計算で等級2を確認する場合は、2025年4月以降の壁量基準への適合など、評価方法に応じた条件を確認します。

太陽光発電やHEMSは、必ず必要ですか?

長期優良住宅の認定全般について、一律に必須とするものではありません。みらいエコ住宅2026のGX区分には、再エネを含む性能やHEMS等の別の交付要件があります。

ZEH水準住宅とは、何が違いますか?

ZEH水準は省エネ性能の水準を表す区分です。長期優良住宅では省エネだけでなく、劣化対策、耐震性、維持管理、面積、維持保全計画等も確認し、行政庁の認定を受けます。

子育て世帯でなくても、認定できますか?

認定制度自体は子育て世帯に限定されていません。ただし、みらいエコ住宅2026で注文住宅の長期優良住宅区分の補助を受けるには、子育て世帯または若者夫婦世帯などの要件があります。

完成後に、新築として認定申請できますか?

新築の認定申請は着工前に必要です。既存住宅には別の認定制度がありますが、基準や税・補助金の扱いまで同じになるわけではありません。希望は設計段階で伝えましょう。

認定を受けると、必ず費用面で得になりますか?

必ずとはいえません。追加の設計・申請・工事費、使える優遇制度、点検費用などで変わります。性能と暮らしへの希望を整理し、総額と将来の維持費で比較しましょう。

まとめ|暮らしに合う住宅性能を選ぶ

長期優良住宅の認定には、断熱・耐震・劣化対策などの性能に加え、面積や立地、30年以上の維持保全計画も必要です。税制優遇や補助金を利用するには、それぞれの条件と手続きも確認します。

建築時の価格だけでなく、住み心地や将来の手入れも重視する方は、設計段階から認定の取得を検討するとよいでしょう。次のような希望がある方にも向いています。

  • 断熱・耐震・維持管理の性能を、バランスよく確認したい。
  • 長く住む間の点検や修繕費も見据えたい。
  • 家族構成の変化や、次の世代への住み継ぎも考えたい。
  • 自分たちが利用できる税制優遇・補助金を整理したい。

面積や土地、予算、希望する間取りによって、認定取得との調整が必要なこともあります。大切なのは、認定の有無だけで判断せず、ご家族に必要な性能と、続けられる維持保全を選ぶことです。