100年を超えて愛されてきた迎賓館

皆様こんにちは、笠井です。

 

４月も半ばになり、昼間との寒暖差はありますが過ごしやすくなってきましたね。

つい先日大阪でも聖火リレーが開催されました。

万博記念公園での開催でしたが参加された方は一生の思い出になったのではないでしょうか。

 

コロナの影響は様々な業界に大打撃を与えているのは皆さんもご存じだと思いますが、

特にブライダル業界と飲食業界。

大阪市内にあります太閤園さんもコロナの影響でこの６月末日をもって営業終了となります。

（ご存じじゃない方のために：２０１９年にG２０にて、財務大臣・保険大臣合同セッション会場

として使用された結婚式場の名前です。）

 

私は終了のニュースをネットで知りました。

大阪市内が地元ですが太閤園に行ったことはなく、広いお屋敷があるなぁと感じたぐらいで、

あまり注目してみたことはありませんでした。

しかし歳を重ねるたびに風情ある景色やものなどに興味が湧いてくる。

この感覚は何なのでしょうか。(笑)

 

何れにせよ不動産のお仕事に携わってからは、売却等の文字が出ているニュースには敏感なんですよね。

あと、解体されている現場や建築途中のビル。

何ができるんやろ？どこが買ったんやろ？みたいな感じで興味があります。

皆様のご自宅の近隣情報などお待ちしております(^^♪

 

 

話に戻りますが、営業が終了すると言われると行ってみたくなるのが人間の心理なのでしょうか、

百聞は一見に如かずという事で太閤園さんに行ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

外観は和風のお屋敷ですが、中はシャンデリアなどがあり洋風でした。

大正ロマンというんですかね、NHKの朝の連続ドラマで出てきそうなそんな感じの

情緒ある内装でした。

自分が少し品のある女性になったような感覚にもなりましたよ。

大阪弁で言うと「え～とこの子（笑）」

建物は明治期に築造され、唯一残る東邸が料亭として残っています。

 

 

建物を見に行くのは建前で、少し奮発したランチを頂きました。

写真はありませんが・・・(笑)

 

 

ランチの後に中庭の散策に行ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中庭には平安時代の石や江戸時代の燈籠など様々な時代のものが多数並べてありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな都会のど真ん中にタイムスリップしたような空間が広がっているとは・・・。

庭師の方により丁寧に手入れされています。

 

まだ残っておられる従業員の方は、最後まで仕事を全うしたいと言って残っているそうです。

建物が取り壊されるかどうかはわからないですが、古き良き建物を壊さず次の世代に繋いでいってほしいと思います。

 

営業が終了する前に皆様も是非、お庭を見に行ってはいかがでしょうか。

日々のストレスや雑踏が少しでも和らぐかと思います。

がしかし、コロナの感染者が千人を超えている大阪では不要不急の外出は控えないといけないですよね。

 

次に買われた方がお庭を残して一般開放してくれることを願います。(>_<)