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【2026年最新】断熱等級5・6・7の違いとは?注文住宅で見るべき性能のポイント

「注文住宅を建てるなら、断熱性能にはこだわりたい」とお考えの方は多いのではないでしょうか。

しかし、住宅会社で話を聞くと「断熱等級5」や「断熱等級6」といった数字が並び、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

2025年に省エネ基準への適合が義務化され、住宅の性能への注目はこれまで以上に高まっています。

そこで今回は、断熱等級5・6・7の違いについて、専門的な数字だけでなく、「実際の暮らしの快適性」や「毎月の光熱費」にどのような差が出るのかを分かりやすく解説します。

注文住宅の性能選びで後悔しないためのポイントを、ぜひ参考にしてください。

そもそも断熱等級とは?2026年の最新事情

断熱等級(正式名称:断熱等性能等級)とは、国土交通省が定めた「家がどれくらい熱を逃がさないか」を示す基準です。等級の数字が大きいほど、断熱性能が高いことを意味します。

長らく「等級4」が最高ランクでしたが、近年の環境配慮と省エネ推進の観点から、さらに上の「等級5」「等級6」「等級7」が新設されました。2026年現在、快適でエコな家づくりを目指す上で、この等級5〜7が注文住宅における主な検討ラインとなっています。

全国を8つの地域にわけて、地域ごとにUA値とηAC値の等級の基準値を定めています。

大阪は6地域に区分されています。

※出典:国土交通省ウェブサイト

【一覧で比較】断熱等級5・6・7の違いと暮らしのリアル

それぞれの等級が、実際の暮らしにどう影響するのかを見ていきましょう。

出典:国土交通省ウェブサイト(ラベル項目の解説より引用)

断熱等級5(ZEH水準):これからの「最低限」スタンダード

断熱等級5は、「ZEH(ゼッチ)水準」と呼ばれる断熱性能です。

・快適性: 従来の家(等級4以下)と比べると「冬の朝の冷え込み」や「夏の夜の寝苦しさ」は大幅に軽減されます。ただし、真冬の暖房をつけていない廊下やトイレでは、まだ少しヒンヤリ感を感じることがあります。

・光熱費: しっかりと省エネ効果を実感できるレベルです。

断熱等級6(HEAT20 G2相当):コストと快適性のベストバランス

現在、多くの住宅会社が推奨し、人気を集めているのがこの断熱等級6です。

・快適性: リビングから一歩出ても温度差が少なく、家全体が魔法瓶のように保温されます。「冬でも薄着で過ごせる」「足元の底冷えを感じない」といった快適な生活が実現します。

・光熱費: 少ないエアコンの稼働で家中の温度を保てるため、電気代が高騰する昨今でも、毎月の光熱費をぐっと抑えることができます。初期費用(建築費)と入居後の光熱費削減額のバランスが最も良いと言われています。

断熱等級7(HEAT20 G3相当):最高峰。我慢ゼロの究極エコハウス

現行の最高等級が断熱等級7です。世界トップクラスの断熱性能を誇ります。

・快適性: 真冬でも無暖房、あるいは小さなエアコン1台で家全体が暖かくなります。「寒さ」「暑さ」という概念を家の中で感じることはほぼありません。

・光熱費: 冷暖房にかかるエネルギーを極限までカットできます。ただし、分厚い断熱材や最高級の窓サッシを使用するため、建築時の初期費用はかなり高額になります。

数字だけじゃない!断熱性能がもたらす2つの大きなメリット

断熱等級の違いは、単なるスペックの差ではありません。日々の生活の質に直結します。

1. 家中の温度差が減り、健康リスクを下げる(快適性の向上)

断熱性能を高める最大の価値は、「家の中のどこにいても温度が均一になる」ことです。

冬場、暖かいお風呂から冷え切った脱衣所に出た際の「ヒートショック」は、命に関わる危険な現象です。

高い断熱等級(6以上を推奨)の家であれば、部屋と廊下・トイレの温度差が少なくなるため、ご家族の健康と安全を長く守ることができます。

出典:国土交通省「省エネ住宅と健康の関係を」より引用

2. エアコンの効きが格段にアップ(光熱費の削減)

「夏は2階が暑くてエアコンが全く効かない」「冬は暖房の風が当たるところしか暖かくない」といった悩みは、断熱不足が原因です。

断熱性能の高い家は、一度冷やした(暖めた)空気を外に逃がしません。結果として、エアコンの風量を弱めても快適な室温が維持でき、毎月の電気代が驚くほど安くなります。

住宅ローンと光熱費を合わせた「毎月の総支払額」で見ると、性能に投資した方がトータルでお得になるケースが多いです。

断熱等級性能の目安(UA値)暖冷房エネルギーの削減率毎月の光熱費と暮らしのリアル
等級5 (ZEH水準)    0.60平成25年基準(等級4)から 約30%〜40%削減これからの最低基準。
従来の家よりは暖かいが、真冬の廊下やトイレは少し冷え込みを感じる。
等級6 (HEAT20 G2相当    0.46平成25年基準(等級4)から   約50%〜60%削減【一番おすすめ!】
少ないエアコン稼働で家全体が魔法瓶のように保温され、光熱費の削減を一番実感しやすいコスパ最強バランス。
等級7 (HEAT20 G3相当)    0.26平成25年基準(等級4)から   約70%以上削減真冬でもほぼ無暖房で過ごせる究極のエコハウス。
冷暖房費は最安になるが、建築時の初期費用(断熱材や窓のコスト)は高め。

※数値や基準は、国土交通省・経済産業省・環境省が発行する「住まいの省エネ・健康ガイド」などの公的資料を基にした目安です。

まとめ:注文住宅で見るべき性能のポイント

断熱等級5・6・7の違いは、以下のポイントで選ぶのがおすすめです。

・等級 5: コストを抑えつつ、これからの時代の標準的な性能を確保したい方

・等級6: 初期費用と光熱費削減のバランスを取り、年中快適に暮らしたい方(一番おすすめ!)

・等級7: 予算に余裕があり、最高クラスの性能と究極の省エネを追求したい方

弊社では、お客様のご予算や将来のライフプランをしっかりとお伺いし、ただ数字を追い求めるのではなく、「お客様の暮らしに本当に必要な性能」をご提案しています。

家づくりの性能やコストのことで迷われたら、ぜひ一度ご相談ください!